常識?非常識??

先日の香港旅行で思った事。

出発前の空港ラウンジ内は日本語よりも広東語が飛び交っており、
既に香港にいるような気分。

直ぐ隣に中年の女性2人が座り、
食事をしながら元気な声でお喋りしていた。


ひとり旅の私はその声に
ここは公共の場、少し声のトーンを下げてもらえないかな・・と思っていた。


香港到着後、公共バスに乗り込んだ

乗客は色々な国からの観光客や地元の香港人。

ほぼ全員が大声で会話していた。
中には、スマホでビデオ通話をしながら景色を見せたりしている人もいる。

日本とは違う光景。

みんなとても楽しそう。
本当に楽しそうに今の瞬間をスマホの相手と共有していた。

そこには他人の目を気にしている人は一人もいないだろう。

「電車やバスの中で静かにしなくてはいけない」って誰が決めたのだろう??
マナーの基準は何なんだろう??


今その瞬間の楽しさを家族や友人と共有できるって素晴らしい事。
まさに直感で「この楽しさを表現したい、この喜びを共有したい」
その気持ちを素直に表現している人達の自由を素晴らしいと思いました。

出発前のラウンジでの出来事、
私の思考が常識に囚われていた事を改めて感じた。


その夜、YouTubeで香港民主活動家の周庭さんが
カナダに事実上の亡命というニュースを知った。

自分の国で本当の自由を得られない苦しみを抱えている人がいる中、
常識、非常識の小さな枠の中でモヤモヤしているなら、
一回海外に出て、全く違う考えに触れると、

意識がパカっと開いて自分の本当の望みや進む道が見つかるかも知れません。

・物事を一方向からだけで見ない
・当たり前を疑う


行き詰まってしまった時、
思い切って環境を変えてみると視界が開くことがあります。

常識、非常識を違う角度から見てみると力が抜けて、
ぐっと進む事がある。

やっぱり旅行は良い!
次はどこに行こうかなと考えるのが楽しみです。

自分の未来を考えるのも旅行の行き先と同じ様に
もっと気楽に考えたら良いのでは。