リーダーに必要なもの

組織は同じメンバーでもリーダー次第で、そのメンバーの雰囲気や仕事の成果が変わってきます。

リーダーに求められるものは挙げたらキリがないですが、次の3つに絞られるかと思います。

①自分の目指す方向性をメンバーに正しく伝える

②メンバーを信じる

③責任を取る

順番にいきましょう。
先ずは①の自分の方向性をメンバーに正しく伝える。
あなたが目指すゴールの共有です。着地点が曖昧だと結果も曖昧になってしまいます。
せっかくメンバーが仕上げてきた仕事があなたが思い描いていた物と違っていたら、
やり直さなくてはいけない事になってしまうかもしれません。
やり直しを指示するあなたも言われたメンバーも気分が良くないですよね。
また、それはお互いの貴重な時間を無駄にし、信頼も失う事になってしまいます。

初めからあなたが「目指すゴール」、「タイムスケジュール」、「方法」など明確に共有できていたら、無駄な時間や労力を使わずに済みます。

次に②メンバーを信じる。
信じられていると自覚したメンバーは自分の力を発揮する事ができます。
想像してみてください。常に監視されている状況、もしくは曖昧な指示の下でメンバーが手探りで仕事をしなくてはいけない状況で、充分な成果が得られると思いますか?
萎縮したり、迷ったり余計な事に気が取られてしまい、ミスが起こるなど仕事の成果も制限のある物になってしまうでしょう。

信じられた人は信じてくれる人に満足してもらえる為に喜んで動きます。
その力を最大限に引き出すには、信じる事。

最後に、③責任を取る
これは、明確な指示ができ、メンバーを信じたあなた自身に責任を持つ事が、メンバーそしてメンバーの成果に責任を取る事に繋がります。

仕事をメンバーに任せた → 以上、終わり。 になっていないでしょうか。
リーダーであると言う事はメンバーのマネージメントに責任を持つ事で、仕事をただ任せるだけではありません。

メンバーを信じたあなた自身に責任を持つとはどういう事か・・・
求められる事3つ全てを自分に置き換えてみてください。

①自分の目指す方向性をメンバーに正しく伝える
 →目指す方向性をあなた自身が正しく理解できていますか?
②メンバーを信じる
 →あなたがあなた自身を信じる事ができていますか?
③責任を取る
 →あなた自身に責任を持てていますか?

自分で自分を理解できると、自分を信じる事ができ、そんな自分に責任を持つ事ができます。
真のリーダーを目指すのであれば、改めて自分を理解する作業をしてみましょう。

あなたがあなた自身を正しく理解し 信じる事ができれば、仕事の幅も広がり、人生もより豊かに変わってくることでしょう。